相模ゴム工業株式会社よりコンドーム5,184個のご寄贈 〜ガーナの若者の健康を守る緊急支援〜
2026.09.24 ジョイセフ
ジョイセフは、相模ゴム工業株式会社より男性用コンドーム5,184個のご寄贈をいただきました。本寄贈品は、ガーナ共和国イースタン州アッパー・マニャ・クロボ郡で実施しているJICA草の根技術協力事業「若者の性と生殖に関する健康(SRH)サービスの利用促進プロジェクト」(2024年1月〜2027年1月)において、事業で実施している啓発活動やSRHサービス利用促進の取組を補完する目的で活用されます。

本プロジェクトでは、10〜19歳の若者が、避妊や性感染症予防をはじめとする性と生殖に関するヘルスケアを安心して利用できる環境を整え、望まない若年妊娠を減らすことを目指しています。
ジョイセフは現地の行政当局と連携し、医療従事者や薬局、同世代のリーダー(ピア・エデュケーター)、地域の伝統的・宗教的リーダー、学校教員などを対象に研修を実施。家族計画や避妊、コンドームの正しい使用方法など、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)について、地域全体で若者を支えられる体制づくりを進めています。
大切にしているのは、コンドームをただ配布することではありません。若者が正しい知識を得て、自らの体と将来について考え、選択できる「自己決定力」を育むことです。こうした取り組みにより、プロジェクト地域でコンドームを含む避妊薬・具を利用する10代の若者は、2023年の1,478人から2025年には1,747人へと増加しています。



一方、2026年7月下旬、現地から「コンドームの在庫が極めて不足している」との緊急連絡が入りました。8月上旬には日本からスタッフが渡航する予定だったことから、ジョイセフは相模ゴム工業株式会社へ支援をご相談しました。突然のお願いにもかかわらず、同社には「ぜひ支援させてください」と迅速にご快諾いただき、5,184個をご寄贈いただきました。
寄贈品はスタッフが現地へ運び、郡保健局へ無事に手渡しました。今後、地域の保健施設や若者リーダー、大人サポーターなどを通じ、必要とする若者たちへ届けられます。
今回の寄贈は、緊急の不足を補う大変貴重な支援です。同時に、私たちが目指すのは、外部支援に頼り続ける仕組みではありません。ガーナ政府による持続可能で安定した避妊薬・具の供給体制と、若者が正しい知識を持ち、自らの健康と人生を選択できる環境を地域に定着させることが最終的なゴールです。
迅速かつ温かいご支援をいただいた相模ゴム工業株式会社に、心より感謝申し上げます。ジョイセフはこれからも、地域に根ざしたSRHR支援を進めてまいります。
