【ピースワンコ活動報告】令和8年熊本地震・緊急ペット支援

2026.09.18 ピースウィンズ・ジャパン

こんにちは。
東京マラソン2027チャリティ寄付先団体の認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンです。
東京マラソン2027チャリティを通じてあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
私たちは日本の犬の殺処分ゼロを目標に、保護・譲渡活動を行う「ピースワンコ・ジャパン プロジェクト」を運営しています。

今回は、熊本地震の被災地にて実施している緊急ペット支援活動についてご紹介します。
—-----------------------------------------------------------------------------

令和8年7月28日に発生した熊本地震の被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

「ピースワンコ」では、「ピースニャンコ」とともに地震発生翌日より現地にスタッフを派遣し、緊急ペット支援を開始しました。

被災した地域の保護団体、ペットとの同伴避難を受け入れている動物病院や開設されている避難所を訪問し、公的機関や他団体と連携して被災状況の確認と支援ニーズの調査を実施。

住宅の倒壊により、飼い猫や保護猫が安否不明になってしまったケースや、半壊状態でもペットの犬と共にご自宅で過ごされている世帯もありました。
これまでずっと一緒に暮らしてきた、大切な家族であるペットと離れて過ごすことへの不安から、なかなか避難に踏み切れない方もいらっしゃり、日中だけの預け先がもしあれば、家の片付けができ、安心して過ごせる、というニーズも確認できました。

尊い命を守るために、大切なご家族とその暮らしを守るために、私たちにできることはたくさんあるはず。
支援チームはペット同伴避難が可能な避難所を巡り、避難されている方々の抱えている困りごと、求められる支援について伺いました。
その場で提供できる物資や支援があれば対応するとともに、すぐに解決できない問題でも、課題の所在を知ることで今後の支援活動に生かしていくためです。

飼い主さんによると、被災後に悩まされていることの一つが暑さ対策とのことでした。
現地の動物病院の先生からも断水や停電、極端な暑さ、そして医療へのアクセスの問題などが重なり、把握している範囲でも熱中症で亡くなった子が3頭いるというお話を伺いました。

そんななか、見えてきたのがペットの「一時預かり」支援へのニーズです。生活が落ち着くまでペットを安全な場所で預かってもらうことで、自分たちの生活を立て直し、再び家族で暮らせる環境を整えることが狙いです。

地震発生から約3週間、緊急ペット支援チームは、環境省や熊本県宇城市と連携し、まずは犬を対象とした日中一時預かり支援を開始することになりました。

ピースウィンズの災害緊急支援プロジェクト・空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”など、災害支援のプロたちと連携できる強みも生かし、安心して過ごせる環境を整えました。大型犬用のケージも取り揃え、現在、7~10頭の受け入れが可能となっています。

8月17日からのオープン前に4頭の予約が入り、日中一時預かりへのニーズの大きさを再確認することができました。
大切な愛犬を、ピースワンコの経験豊富なスタッフたちがお世話いたします。

私たちは引き続き、被災地で日常を取り戻すために奮闘するご家族とペットを、さまざまな支援の形で支えていきます。
これからも皆さまの温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。

※熊本地震での活動は、「熊本地震・緊急ペット支援」へいただいたご寄付を活用して実施しています。


*[特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン]は、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART の寄付先団体です。
* 東京マラソン財団チャリティRUN with HEART公式ウェブサイト