日本に逃れてきた難民のために、私たちができるワンアクション
2026.05.29 難民支援協会
6月20日は、国連が定める「世界難民の日」です。
紛争や迫害によって故郷を追われた難民の人々について考え、連帯の意思を示す日として、世界各地でさまざまな取り組みが行われています。
「難民」とは、政治的な意見や宗教、民族などを理由に迫害を受け、母国にいることができず、逃れざるを得なくなった人たちのことを指します。
実は、日本にも母国から逃れてきた難民の人たちが暮らしています。
昨年度、日本で難民申請を行った人は約11,300人でした。
一方で、日本で難民として認定された人は187人にとどまっています。ここ数年は100人を超える認定数となっていますが、世界的に見ても、日本で保護される難民の数は非常に少ない状況です。
難民申請が認められない背景には、厳しい審査基準や、迫害を証明する十分な資料を集めることの難しさなどがあります。
難民支援協会(JAR) では、日本に逃れてきた難民の方々に対し、難民認定に向けた法的支援をはじめ、食料提供、シェルター探し、公的支援への同行、自立に向けた就労支援などを行っています。
難民申請の結果が出るまでには平均3年、長いと10年かかることも少なくありません。
その間、不安定な状況の中で生活を続ける人たちに寄り添いながら、必要な情報や社会的な支援につなげ、「今日を生き延びる」ための支援を届けています。
また、政策提言を通じて政府や国会に難民受け入れ政策の改善を働きかけるとともに、社会への発信を通じて、難民を受け入れる社会の実現を目指しています。

世界難民の日にできる「3つのアクション」
💡「知る」
難民について学ぶ
難民にまつわる疑問や、日本の難民受け入れについてまとめたFAQページでは、「難民ってどんな人?」「なぜ日本で暮らしているの?」など、よくある質問をご紹介しています。
難民について知ることは、支援の第一歩です。
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イベントに参加する
オンライン活動報告[弁護士×JARスタッフ]難民支援の実情
[開催日時]6月19日(金)19:00~20:00
[形式]オンライン(ZOOM)
[参加費 ]無料
※後日アーカイブ配信を予定しております。
イベント詳細・お申込みはこちら

🎬「観る」
映画『ロストランド』
\JARスタッフおすすめ作品!/
ミャンマーの少数民族・ロヒンギャの姉弟が、家族との再会を願いながら国境を越える物語です。
難民として生きる人々の葛藤や希望が丁寧に描かれ、深く心に残る作品です。
※上映終了している劇場も多く、鑑賞できる場所が限られている場合があります。
6/20(土)世界難民の日、都内でトークイベント付き上映会を予定しています!当日は、藤元明緒監督と難民支援協会が登壇します。
6月上旬に、JARイベントページにて、詳細情報を公開いたします。

✨「やってみる」
ボランティアプログラム「One Action for Refugees」
食料品を集める「フードドライブ」や、学校・コミュニティでの募金活動など、身近な場所でできる難民支援のアクションをご紹介しています。
7月5日(日)には、オンライン説明会を開催予定です。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください!
参加申し込みはこちら

💓「寄付する」という支援
本で寄付「チャリボン」
読み終わった本が、難民支援につながります。
モノで寄付「お宝エイド」
ご自宅に眠る品物が、支援活動に活かされます。
お金で寄付
毎月の継続寄付「難民スペシャルサポーター」として活動を支えていただくほか、単発のご寄付も受け付けています。
JARの活動の約9割は、ご寄付によって支えられています。
皆さまからのご支援が、難民の方々への法律・生活・定住支援につながっています。
https://www.refugee.or.jp/donate/
チャリティラン&ウォークを開催しました!
5月31日(日)には、JARのボランティア実行委員会主催によるチャリティラン&ウォークを開催しました。
会場となった豊洲ぐるり公園では、海沿いを走ったり歩いたりしながら、難民クイズや絵本の読み聞かせ、スタッフによるトークショー、お楽しみ抽選会など、さまざまな企画を楽しみました。
子どもから大人まで、多くの方にご参加いただき、楽しみながら、難民について「知る・考える」一日にもなりました。
毎年5月頃に開催していますので、ぜひ来年のご参加もお待ちしています!

※ランの様子(昨年写真) 提供:DAN DAN RUN 実行委員会
ボランティアの皆さまに支えられています
JARの事務所では、日頃から多くのボランティアの方々に活動を支えていただいています。
難民の方々へお渡しする食料の小分け作業や買い出し、お礼状・チラシの発送作業、寄贈物資の仕分けなど、さまざまな場面でご協力をいただいています。
現在は定期募集を行っていませんが、ボランティア用メーリングリストにご登録いただくと、募集時にご案内をお送りしています。
ボランティア登録はこちら

世界難民の日に、あなたにもできることを
難民支援は、特別な人だけができるものではありません。
「知る」「広める」「参加する」「寄付する」
小さなアクションの積み重ねが、難民の方々の力になります。
6月20日の「世界難民の日」をきっかけに、ぜひあなたにできる“ワンアクション”を始めてみませんか。
難民支援協会ウェブサイト https://www.refugee.or.jp/
