東京おもちゃ美術館2024寄付金事業報告~全国の子どもたち、大人たちにおもちゃと笑顔を届けました!
2025.07.08 東京おもちゃ美術館
こんにちは。東京おもちゃ美術館/認定NPO法人芸術と遊び創造協会です。
東京レガシーハーフマラソン2024チャリティおよび東京マラソンチャリティ2024において、計105名のチャリティランナーの方にご支援頂きました。改めて御礼申し上げます。私たちはおもちゃと遊びを通して全国の子どもたち、大人たちに笑顔を届けています。みなさまのご寄付による活用事例をご報告させて頂きます。
能登半島へ移動型おもちゃ美術館を届けました
「遊び」はどんな子どもにとっても欠かせないもの。でも被災地には遊びたくても遊べない子どもたちがたくさんいます。私たちは、おもちゃと遊びのリソースを能登半島地震で大きな被害のあった石川県へ【移動型おもちゃ美術館】を計3回お届けしました。
ぬくもりあふれる木のおもちゃを中心に、300アイテムのおもちゃを4tトラックに積み込み、運びます。おもちゃをただ送るだけでなく、遊びのプロであるおもちゃコンサルタントやボランティアスタッフが共に駆けつけ、いっしょに遊ぶことで楽しい時間を共有します。
長引く避難生活の中で衣食住は賄えたとしても、建物は倒壊し、学校は閉鎖される中で子どもたちが遊べる場が失われてしまいます。多くのことを諦め、我慢してきた子どもたちにとって、誰の目も気にすることなく思いっきり走り回って遊ぶことのできる空間は、子どもたちの笑顔を生み出すと同時に地域の大人の方々からもとても喜ばれました。「こんな風に子どもたちを思いっきり遊ばせてあげたいとずっと思っていました」というお声も届いています。
能登半島 移動型おもちゃ美術館
2024年3月23日 加賀市
2024年5月6日 七尾市
2024年9月16日・17日 七尾市、輪島市
おもちゃワークショップを85回実施することができました
おもちゃ美術館では、おもちゃを作って楽しむワークショップを毎日開催しています。どんなものも簡単に手に入る現代において、自分の手で工夫しながら創り出す喜び、作ったもので遊ぶ楽しさは、子どもの心を豊かに育みます。頂いたご寄付は定期的な道具・工具のメンテナンスや材料費に充当しています。
定期的に玩具を修繕・購入しています
東京おもちゃ美術館には100か国10万点のおもちゃを収蔵しています。おもちゃを単に展示するのではなく、実際に手に取って遊んで頂くことができるので、どうしても劣化や故障などで修繕、買い替えが必要になります。お預かりした寄付によって、多くのおもちゃを安全に提供し続けることが出来ています。
今年も東京おもちゃ美術館は東京マラソン2026チャリティの寄付先団体になっています。チャリティランナーとして私たちの活動を応援して下さる方、ご応募をお待ちしています。遊ぶ力は生きる力。おもちゃと遊びで心豊かな社会を一緒に作っていきましょう。
東京おもちゃ美術館HP https://art-play.or.jp/ttm/news/news-5968/