走るのが嫌いだった私が、フルマラソンへ:チャリティランナーインタビュー(恩蔵絢子さん)
2026.06.11 認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

フルマラソンを完走!笑顔でラウンジに来てくれた恩蔵さん。©東京マラソン財団
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、東京マラソン2027 チャリティの寄付先団体です。6月24日から7月9日、いよいよチャリティランナーの申込期間が始まります!
(東京マラソン2027 チャリティについて、詳しくはこちらをご覧ください)
今回は東京マラソン2026をチャリティランナーとして走った、脳科学者・恩蔵絢子さんへのインタビューを通して、「なぜ走るのか」、そして「なぜ人は寄付するのか」をテーマに、その想いに迫ります。
「走るのが嫌いだった私が、フルマラソンへ」
(東京マラソン2026 チャリティランナー 恩蔵絢子さんインタビュー)
Q. もともと、マラソンは好きだったのですか?
いいえ、むしろ大嫌いでした!子どもの頃のマラソン大会は、一年で一番憂うつなイベントでした。
転機は約3年前です。「止まらずに3km走れた」という小さな達成感から始まりました。気づいたら距離が伸びていって。
そして、毎年東京マラソンを走っている恩師の存在が目標になりました。「この先生と一緒に走りたい。今しかない」と思い、挑戦を決めました。
Q. 脳科学の研究者として、どのようなテーマに向き合っていますか?また、女性研究者としての歩みについてもおしえてください。
もともとは思春期の感情や自意識を研究していました。
大きな転機は、母が認知症になったことです。
「記憶や能力が失われても、“その人らしさ”は消えるのか?」
その問いから、「認知症でも失われない能力」というテーマを研究しています。
一方で、女性研究者としての道のりは決して簡単ではありませんでした。理系分野では女性が少なく、ロールモデルもほとんどいませんでした。
それでも、文章や芸術ともつながる脳科学の分野と出会い、自分の人生と重なるテーマにたどり着くまで、時間をかけてきました。たくさんの女性のロールモデルとも、本を通して出会えたんです。
Q. なぜ、寄付先としてルーム・トゥ・リードを選ばれたのですか?
高校時代、本は私にとって“友達”のような存在でした。
本の中には、時代や国を越えて出会える人や知性があります。
だからこそ、本にアクセスできない環境にいる子どもたちに、読む機会を届ける活動に強く共感しました。
ルーム・トゥ・リードは、単に「本を届ける」だけでなく、子どもたちが自分の力で未来を切り拓く基盤をつくっている。そこに意味を感じました。
Q. チャリティランナーとして走ることには、どのような意味がありましたか?
フルマラソンはとても孤独です。痛みも苦しさも、すべて自分で引き受けるしかない。でも同時に、応援してくださる方の存在が、大きな支えになりました。涙が止まりませんでした。
「自分が走ることで、誰かの人生につながるかもしれない」。
その実感が、最後まで走り続ける力になりました。
Q. 実際に走ってみて、どんな気づきがありましたか?
ゴール直前、いちばんつらい瞬間に、沿道から大きな声援をいただきました。
「人はこんなに弱っていても、それでも応援してもらえるんだ」と感じたんです。寄付も同じで、人は決して一人ではなく、誰かの支えの中で生きているのだと思いました。
Q. これからチャリティランや寄付を考えている方へメッセージをお願いします!
利他的な行動をする人のほうが幸福度が高いという研究は多くあります。
寄付は「誰かのため」だけでなく、自分自身の人生も豊かにする行為だと思います。「自分にもできる」という実感と、その責任が、人を前に進めてくれます。
たとえ小さな一歩でも、それが誰かの未来につながるのです。
今回、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして培った経験は、そんな実感を持てる、とても温かい経験でした。
恩蔵絢子(おんぞうあやこ)さん
上智大学理工学部物理学科卒業。東京工業大学大学院後期博士課程修了(学術博士)。現在、東京大学大学院総合文化研究科特任研究員。金城学院大学、早稲田大学、日本女子大学で非常勤講師を務める。専門は人間の感情のメカニズムと自意識。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』『感情労働の未来』(河出書房新社)などがある。
ルーム・トゥ・リードと一緒に、東京マラソンを走りませんか?
▲本番前日、Shake-out runに参加したチャリティランナー。©東京マラソン財団
ルーム・トゥ・リードは、「子どもの教育が世界を変える」を信念に、29か国で6,000万人以上の子どもと少女たちへ教育を届けてきました。
東京マラソンにて、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして走ることで、子どもたちや少女たちがより明るい未来を切り拓くために必要な識字力とライフスキルを届けることができます。
2023年以降、600人以上の情熱あるランナーたちとその友人、ご家族、ご同僚…たくさんの方々が、世界中の50,000人以上の子どもたちへ教育を届けました。
2027年の東京を共に走る抜けませんか?
【申込期間】
2026年6月24日~7月9日
※チャリティランナーの選定方法は先着順ではございません。
【申込方法】
東京マラソン2027 チャリティ特設ページ から、ルーム・トゥ・リード・ジャパンをお選びください。
【募集人数】
100名
【寄付金額】
16万円以上
※ご寄付は税制控除の対象となります。
※寄付金のほかに、別途大会参加費等がかかります。
✅ 日本円、米ドルをはじめ6通貨でご寄付いただけます。
✅ 企業マッチングで教育支援のインパクトを2倍に。
✅ ルーム・トゥ・リードのクラウドファンディングの機能をご利用いただけます。
詳しくはキャンペーンページをご覧ください。
東京マラソン2027 チャリティの参加ステップはこちらをご覧ください。
📤東京マラソンに関するお問い合わせ
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: jp.marathon@roomtoread.org
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。
