ゴールの先にある、こどもたちの笑顔のために 東京マラソン2025チャリティ ランニングクリニックを開催

2024-11-28 フローレンス

すっかり涼しくなり、今季もマラソンシーズンに突入しました。マラソンが趣味の皆さんは、すでに毎週のように全国を渡り歩いていることでしょう。

フローレンスは東京マラソンチャリティの寄付先団体として2019年から参加しています。これまでに399名のチャリティランナーが、様々な想いを胸にフローレンスのために東京マラソンを走ってくださっています。

東京マラソンを走ってくださる皆さんと交流を深めることで、皆さんの走りを応援したい、一緒にゴールに向かって走っていきたい……フローレンスでは、そんな思いで毎年イベントを開催しています。

前回大会の東京マラソン2024では、大会直前の3月1日に「皇居ラン&交流イベント」を開催しました。

「東京がひとつになった! フローレンス東京マラソン2024チャリティ大会レポート」

東京マラソンの寄付先団体として5回目の参加となる今年は、これまでに東京マラソンまたは東京レガシーハーフマラソンのチャリティランナーにエントリーしてくださった方、東京マラソン2025チャリティにお申込みをしてくださったものの残念ながら選定されなかった方にもお声がけして、マラソンシーズンが本格化する直前の10月末に、ランニングコーチとしてYouTubeの「ランニングなら!!大角チャンネル」でも人気の大角重人さんをお招きしてランニングクリニックを開催しました。



大角 重人(おおすみ しげと)さん

早稲田大学卒、スターツ陸上部コーチ、SWACヘッドコーチを経てプロランニングコーチ・フィジカルコーチ。

Rbody R-conditioning Coach、睡眠改善インストラクター。エリート選手や市民ランナー、都市型大会に出場する芸能人への指導や、子供向けかけっこ教室等、多くの指導実績をもつ。



フローレンス神保町オフィスで座学から開始!

走力の高いランナーさんが多く集まったこの日、フォームについて知りたいという参加者の事前アンケートに基づいて、座学とフォームチェックからスタート。

大角コーチのユーモアたっぷりの楽しい講義を聞きながら、皆さん徐々にリラックスしていきます。




続いて、オフィス内でウォーミングアップ。体の歪みをとる体操や、走る前にするべきストレッチなど、知っているようで知らなかった知識をどんどん吸収していきます。





体がほぐれてきたところで、いよいよ皇居周辺に移動です。

フローレンスの神保町オフィスは、皇居から約5分の好立地。東京マラソンや東京レガシーハーフマラソンのコースからもほど近いところにあり、大会当日には、フローレンスのスタッフが神保町交差点付近からランナーに声援を送っています。



(東京マラソン2024の沿道応援の様子)


オフィスからゆっくり走って5分ほどで、皇居周辺の公園に移動。いよいよここから本格的に「走る」クリニックが始まりました。

わかりやすい例えで、納得のいく説明をしてくださる大角コーチ。参加者の皆さんからも質問が活発に飛び交います。





皆さん、フォームの改善に手応えを感じながら、再びフローレンスのオフィスに戻り、約1時間のランニングクリニックは終了となりました。

解散してからも快く皆さんからの質問に答えてくださった大角コーチ。翌日にフルマラソンを走った参加者からは、

「昨日のフルマラソン、大角コーチのアドバイスのお陰で、足の攣りが一切なく、骨盤の使い方と手の振り方を意識しながらの結果だったと思います。暑さに苦しみながら、いつも絶対に攣る地点を恐怖なく超えられたのは大きな成果でした」

と嬉しいメッセージをいただきました。

事後アンケートで満足度100%となった今回のランニングクリニック。ランナーのみなさんがいつまでも楽しく快適なマラソンライフを送れるよう、これからもチャリティランナーの皆さんと交流を深めながら、一緒に楽しく走れる企画をしてまいります。






ゴールの先にある、こどもたちの笑顔のために

こどもの約9人に1人が、相対的貧困状態にあります。

生後間もない赤ちゃんが、2週間に1人、遺棄・虐待で命を落としています。

そんな辛い現実をどうにかして変えていきたい。すべてのこどもたちが、笑顔で暮らせる社会をつくりたい。

フローレンスが目指すのは、すべてのこどもたちが希望と共に生きられる社会です。

最後に、2025年3月2日(日)に開催される東京マラソン2025のチャリティランナーへの応募の際にフローレンスに想いを寄せてくださった皆さんからのメッセージをご紹介します。


「自分自身共働きでこどもの調子が悪いのに仕事が外せないことが過去にあり、こどもを預かって頂けるところを探すのに苦労しました。ひとり親では更に厳しい状況であると感じますし、より生活のサポートがある社会を一緒に作らせてください。」

「誰よりも強く、熱く、フローレンスを応援しています。フローレンスに期待する人たちの想いをかたちにするため、必ずフィニッシュします。皆さまのおかげで東京マラソンを走れることに心から感謝します。」

「障害者支援に携わっています。

幼少期からの家族を含めた支援の重要性を日々感じています。ぜひその一助になれたらと思いました。」

「わたし自身がシングルマザーで、こどもが病気の際は病児保育を利用させていただいています。普段の恩返しのつもりでチャリティランナーとして走らせていただきます!」

"When I was in school, I experienced many difficulties. I understood the feeling when difficulties came, and when I encountered difficulties, many people helped me. Therefore, I also want to help those who encountered difficulties, so that they can overcome difficulties and grow up healthy".

( 学生時代、多くの困難を経験しました。困難にぶつかったとき、多くの人が助けてくれました。だからわたしも、困難にぶつかった人たちが困難を乗り越え、健やかに成長できるよう、力になりたいと思います。)

"I feel it is important to give everyone assistance to help them out of poverty, particularly to give children the best start in life. If we support Single Parents and impoverished Families we can help raise healthy and successful children".

(わたしは、すべての人が貧困から抜け出せるよう支援すること、特にこどもたちが人生で最良のスタートを切れるよう支援することが重要だと感じています。ひとり親家庭や経済的に困難な家庭を支援することで、こどもたちが健やかに成長する力になれると思います。)



フローレンスは、今年4月に創立から20周年を迎えました。これからもフローレンスは、こども・子育て領域の社会課題に向き合い活動を続けてまいります。引き続きフローレンスの応援・ご支援をよろしくお願いします。

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