【ピースワンコ活動報告】 奇跡の回復!パテラで捨てられた子犬「日向」

2026.02.13 ピースウィンズ・ジャパン

こんにちは!
東京マラソン2026チャリティ寄付先団体の認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンです。
東京マラソン2026チャリティを通じてあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

私たちは日本の犬の殺処分ゼロを目標に、保護・譲渡活動を行う「ピースワンコ・ジャパン プロジェクト」を運営しています。

皆さまからのご支援のおかげで、広島県のドリームボックス(殺処分機)は2016年から現在まで稼働を停止し続けています。

しかし、いまも広島県からの要請をうけて、定期的に殺処分対象の行き場のないワンコを保護しています。ピースワンコが保護する犬のほとんどは野犬ですが、中には様々な理由で飼い主から捨てられたワンコもいます。

赤い首輪をつけていた子犬の「日向(ひゅうが)」も、捨てられたワンコでした。推定3ヵ月で保護した「日向」をご紹介します。


――両後脚に重い疾患を抱えていた子犬


「日向」は、2024年1月23日にピースワンコにやってきました。最低気温マイナス7度で雪が激しく降っていた寒い日に、溝に落ちていたところを拾われて行政施設に保護されました。当時、推定3ヵ月の子犬だった「日向」は、発見が遅れていたら凍死していたかもしれません。両後脚に「膝蓋骨内方脱臼(パテラ)グレード4」という重い疾患を抱えていたことから、捨てられたようです。
体力がまだない「日向」は、体調を整えてから片足ずつ、パテラの手術をしていくことになりました。スタッフは「日向」の後ろ脚の筋肉が固まらないように、リハビリのための屈伸運動を毎日行いながら、足が治ることを信じて大切にお世話を続けました。

たくさんの人に可愛がられ、明るく元気な性格に育った「日向」は、度重なる手術も頑張って乗り越えました。そして、動物病院の先生方と経過を見ながら行ってきたパテラの手術も、2024年11月、ついに最後の手術を行いました。

最後の手術から半年後、保護から約1年半ほど経ったある日、犬舎で「日向」の元気な声が聞こえました。術後の経過も良好で、楽しそうに走り回っていました。いたずらっ子の「日向」ですが、スタッフから教えてもらい「オスワリ」「マテ」「オテ」「オカワリ」も上手にできるようになりました!たくさんの方に支えていただき、ようやく足が治って新しい一歩を踏みだしました。

ピースワンコには「日向」のように、病気や怪我などの疾患を治療しながら暮らしているワンコもいます。「日向」を保護してからこれまでにスタッフと共に病院へ通った回数は、主なものだけでも24回を超えます。

私たちは保護する際に、病気や怪我、老犬などの理由で命を選別することはありません。私たちが見捨てたら殺処分されてしまうため、「日向」のように疾患があるワンコも保護し、できる限りの治療を受けさせています。

私たちの活動は、保護しただけで終わりではありません。どの子もみな幸せな第2の犬生を送れるように、愛情を込めて、譲渡に向けた人馴れトレーニングなどを行い、譲渡が難しいワンコたちには私たちスタッフが家族となって愛情を込めて大切にお世話を続けていきます。
これからも私たちの活動を見守っていただけますと幸いです。