チャリティランナー紹介 vol.1|「私の夢に、もっと深い意味が生まれました」Kimberlyさん

2025.12.22 日本IDDMネットワーク

東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTでは、たくさんのチャリティランナーのみなさまが、それぞれの想いを胸に走ってくださっています。

今回は当団体【日本IDDMネットワーク】のランナー紹介シリーズとして、ランナーのみなさまから届いたメッセージをご紹介していきます。

チャリティランナーとして北米から参加されるKimberly(キンバリー)さんは、私たち日本IDDMネットワークの活動に寄り添う、温かく力強いメッセージを届けてくださいました。

日本で受け取った温かさへの感謝と、1型糖尿病とともに生きる大切な友人、そしてそのご家族への想いがまっすぐに綴られています。

この想いを、原文と日本語訳でご紹介します。


メッセージ原文(日本語訳は下に記載):

Kimberly / North America
Running the Tokyo Marathon 2026 Charity is a dream, but doing so as a Charity Runner for Japan IDDM Network gives that dream a deeper and more personal meaning. I’ve chosen to run for this organization because their mission intersects with both my heart and my history.

Though I’m American, Japan holds a special place in my heart — I studied abroad in Oarai-Hitachi, where I was welcomed with warmth and kindness. I fell in love with the culture, the language, and the community that welcomed me like one of their own.

I’m also running for someone I care deeply about. One of my friends was diagnosed with Type 1 diabetes in his twenties. I’ve witnessed the daily challenges he faces—constant blood sugar checks, insulin injections, lifestyle changes—and the toll it takes, both physically and emotionally. He’s also a father to two young boys, and my hope is that they never have to walk the same path. I run for him and for them.

Japan IDDM Network is doing life-changing work supporting individuals and families living with T1D today while funding research that could change what tomorrow looks like. As someone passionate about health and wellness, I would be honored to dedicate my training, my voice, and every step of this marathon to their mission!



日本語訳:

キンバリーさん / 北米

東京マラソン2026チャリティを走ることは私の夢です。そして、日本IDDMネットワークのチャリティランナーとして走ることで、その夢にはより深く、より個人的な意味が加わりました。私は、この団体の使命が自分の心と、これまでの経験の両方に重なると感じ、この団体のために走ることを選びました。

私はアメリカ人ですが、日本は私の心の中で特別な場所です。私は大洗・日立で留学し、そこで温かさと優しさをもって迎えていただきました。私は文化や言葉、そして自分を仲間のように受け入れてくれた地域のコミュニティが大好きになりました。

私はまた、深く大切に思う人のためにも走ります。私の友人の1人は20代で1型糖尿病と診断されました。私は、彼が日々直面している困難―頻繁な血糖測定、インスリン注射、生活の変化―そしてそれが身体的にも精神的にも与える負担を見てきました。彼は幼い男の子2人の父親でもあり、私は子どもたちが同じ道を歩まずに済む未来を願っています。私は彼のために、そして彼の子どもたちのために走ります。

日本IDDMネットワークは、1型糖尿病とともに生きる当事者や家族の「いま」を支えると同時に、「明日」を変えうる研究への資金提供も行うなど、人生を変える活動をしています。健康と充実した毎日を大切にする私にとって、トレーニングも、自分の声も、このマラソンの一歩一歩も、その使命のために捧げられることは本当に光栄です。


メッセージからは、日本で過ごした時間への感謝と、1型糖尿病と向き合う大切な人への想い、そして「未来を変えたい」という強い願いがまっすぐに伝わってきます。

そしてKimberlyさんが触れてくださったように、日本IDDMネットワークは、1型糖尿病の根治に向けたさまざまな研究支援を通じて、治療の進歩や明日への希望につながる取り組みを後押ししています。私たちの活動に温かい理解を寄せてくださった想いと挑戦を、心から応援しています。

Kimberlyさん、心のこもったメッセージを本当にありがとうございます。

今後も、東京マラソン2026チャリティのランナーみなさまの声をご紹介してまいります。


[認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク]は、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。

公式ホームページ:https://japan-iddm.net/