東京マラソン2026チャリティランナーの方からのメッセージ

2025.12.22 国境なき子どもたち

こんにちは。国境なき子どもたち(KnK)です。

今回のブログでは、東京マラソン2026チャリティで走って下さるチャリティランナーの方からいただいた声、そして昨今カンボジアとタイの国境での衝突が収まらない中、引き続きKnKの現地での運営状況を紹介させていただきます。

チャリティランナーの方からのメッセージ

Mr.Jaipal Reddy Aenugu  GREAT BRITAIN & N.I. (GBR)

"I am applying to run the Tokyo Marathon 2026 Charity in support of Kokkyo naki Kodomotachi (Children Without Borders) because I believe every child, regardless of where they’re born, deserves a safe, supportive, and opportunity-filled life.

As someone who has used marathons to raise awareness and funds for meaningful causes around the world, from autism to mental health to lung disease, I’m always drawn to charities that work to create long-term impact through education, protection, and empowerment. KnK's commitment to supporting vulnerable children in conflict-affected and impoverished regions deeply resonates with me. Your work isn’t just about providing aid; it's about restoring dignity, building futures, and offering hope where it’s most needed.

Running for KnK will give my Tokyo Marathon journey deeper meaning. While training for a marathon is challenging, it’s nothing compared to what many children endure daily. I’d be honoured to use my miles to give voice and support to their stories, and to help raise funds so that more children can grow up with the opportunities they deserve."

(日本語訳)
国境なき子どもたち(KnK)を支援するため、東京マラソン2026チャリティに応募しました。生まれた場所に関係なく、すべての子どもたちが安全で、機会に恵まれた人生を送る権利があると信じています。
自閉症からメンタルヘルス、肺疾患まで、世界中で意義深い活動への意識向上と募金活動にマラソンを活用してきた私にとって、教育、保護、そしてエンパワーメントを通して長期的な影響を与えるチャリティ団体には、常に魅力を感じています。紛争地域や貧困地域で弱い立場にある子どもたちを支援するKnKの活動は、私にとって深く共感できるものです。KnKの活動は、単に支援だけでなく、尊厳を取り戻し、未来を築き、そして彼らに適したところに希望を与えることを目指しています。

KnKのために走ることで、私の東京マラソン2026チャリティへの道のりはより深い意味を持つでしょう。マラソンのトレーニングは大変ですが、多くの子どもたちが日々耐え忍んでいることに比べれば、取るに足らないものです。私のマイルをこの機会に役立てていただければ光栄です。


長船 美和子さま
レース中、心が折れそうなとき、各国で毎日前を向いて生きている子どもたちのことを思い浮かべて私自身も鼓舞されてゴールすることができます。
今回も宜しくお願い致します!


カンボジアとタイの国境で   KnK事務局 松浦ちはる 12.10. 2025

国境なき子どもたち(KnK)事務局の松浦です。
カンボジアとタイの衝突が再び激化し、国境地帯では民間人にも被害が及んでいる状況です。
KnKが運営する「若者の家」は、国境から約300キロ離れたバッタンバン州に位置しており、現在のところ直接の影響は受けておりません。一方、もうひとつの事業地であるバンテアイミエンチェイ州はタイとの国境に接している地域です。

(写真:同等性教育クラスの授業を受ける子どもたち)

今年7月下旬に武力衝突が発生した際には、安全を最優先とし、同州で実施している同等性教育クラスや職業訓練を一時的に中断するなどの対応を行いました。また8月には、国境付近で影響を受けた家庭を対象に、食料配布などの緊急支援を実施しました。
現在は、現地のカンボジア人スタッフおよび日本人スタッフが連携し、状況の情報収集を続けています。軍事衝突がこれ以上エスカレートすることなく、一日も早く平穏な日常が戻ることを心から願っています。


~国境を越えてすべての子どもに教育と友情を~
国境なき子どもたち(KnK)は、1997年に日本で設立された国際協力NGOです。これまで15ヵ国(地域)において23万人以上の子どもたちに教育機会を提供し、自立を支援してきました。2025年現在は、6の国と地域で教育支援を継続しています。
「共に成長するために」という理念を継承しつつ、世界の子どもたちに教育と友情を届けられるよう、さらに力を尽くして参ります。
↓↓↓詳しくはこちらをご覧ください
https://knk.or.jp

国境なき子どもたちは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。
KnK is an official charity of the Tokyo Marathon Foundation Charity RUN with HEART.