国境なき子どもたち(KnK)カンボジアでの活動報告です

2025.12.09 国境なき子どもたち

こんにちは、国境なき子どもたち(KnK)です。
東京マラソン2026まであと100日を切りました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

東京マラソン2026チャリティを通じたKnKへのご寄付は、教育を通じて貧困から抜け出そうと奮闘するカンボジアやフィリピン、バングラデシュの子どもたちのために活用させていただきます。
今回のブログではKnKのカンボジアでの活動をお伝えします。


【カンボジア「若者の家」】「遠足」が心の1ページを刻む。
報告:理事・広報担当 清水 匡

この夏、カンボジア・バッタンバン州でKnKが運営する「若者の家」の子どもたちを遠足に連れて行きました。日常から解き放たれ心を躍らせる子どもたちは笑顔であふれていました。
こちらの期待以上に喜ぶ子どもたち
KnKは年に一、二度、遠足やスポーツ大会などのイベントを開催し、子どもたちがのびのび過ごせるようにしています。この夏、私は「若者の家」の子どもたちと一緒に自然公園、寺院、そしてポルポト時代に虐殺のあった洞窟などへ遠足に出かけました。
自然公園には花畑や動物のオブジェなどがあり、日本なら普通に通り過ぎてしまうだろう動物のオブジェなどにもキャッキャ言いながら写真を撮ったり、モデルのようにポーズを決める子もいました。思った以上に楽しそうで「連れて来てよかったあ!」と思いました。

ハス畑から顔をのぞかせる子どもたち



きれいに花開くハス



いたるところでポーズを決める



ポルポトによる虐殺の歴史にも触れる


人生が変わるきっかけになった出来事をみんなでシェア
たくさん歩いてお腹がすいたら昼食です。「若者の家」では普段、各々のタイミングでご飯を食べていますが、この日は全員そろって楽しくランチをしました。お腹も膨らんだところで、スタッフが、「人生が変わるきっかけとなった体験をみんなでシェアしてみよう」と提案しました。「若者の家」で生活する前の子どもたちは、家族を支えるために学校をあきらめて働いていたり、幼くして両親を亡くし色々な施設を転々とするなど、それぞれが辛い過去を背負っています。スタッフはもちろんそのことを承知しているので、「話したくない人は一番楽しかった思い出を話してみよう」と付け加えました。
子どもたちは一人ずつ話し始めました。「KnKに来たおかげで勉強を続けることができた」「前の施設では自由がなかったけど、KnKでは遠足があったり自由がある」「場所は覚えていないけど、遠足で楽しい時間を過ごした仲間は私の家族そのもの」「家族と会えないのは寂しいけれど、仲間と一緒に遊んだりできて楽しい」など辛いことや楽しいことなどを話してくれました。
子どもたちの話を聞いて、私たちが何気なく連れて行っている遠足が、私たちが思っている以上に彼らに大きな影響を与えていることがわかりました。訪問する場所そのものではなく、仲間と一緒に非日常の時間を楽しく過ごすことが、子どもたちの心の1ページとして深く刻まれているようで、遠足の意義を強く感じることができました。

今この瞬間も彼らの心に思い出が刻まれている


~国境を越えてすべての子どもに教育と友情を~
国境なき子どもたち(KnK)は、1997年に日本で設立された国際協力NGOです。これまで15ヵ国(地域)において23万人以上の子どもたちに教育機会を提供し、自立を支援してきました。2025年現在は、6の国と地域で教育支援を継続しています。
「共に成長するために」という理念を継承しつつ、世界の子どもたちに教育と友情を届けられるよう、さらに力を尽くして参ります。
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https://knk.or.jp

国境なき子どもたちは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。
KnK is an official charity of the Tokyo Marathon Foundation Charity RUN with HEART.