【寄付事業報告】誰ひとり取り残さない環境教育・6~7月

2025.08.05 日本環境教育フォーラム

私たちJEEFは、東京マラソン財団チャリティRUN with HEARTの寄付によるご支援をもとに「誰ひとり取り残さない環境教育」を目指して、日常生活・社会生活を営む上で困難や課題、心配を抱える人にも身近な自然を感じ、癒しを得て、学びを得る機会をつくりたいと思っています。
6~7月に実施した活動をご報告いたします。

■ひとり親世帯、生活困窮世帯の子どもたち、重い病気と闘う子どもたち、障がいをもつ子どもたちも参加できる自然体験や体験的な学びの機会を提供

「オンライン生きものクラブ」がスタートしました!

重い病気と闘う子どもときょうだいが、自宅から気軽に参加できる生きもの講座です。
毎回異なる生きものの専門家をお呼びして、お話を聴くだけでなく、その生きものにまつわるグッズを各家庭に送り、手触りやにおいなども楽しめる体験的な学びの機会を提供します。
定期的に同じメンバーが集まることで、同じ境遇の子どもたち同士がつながるサードプレイスづくりを目指しています。



発達凸凹自然体験教室 なないろの大冒険

発達障がいを個性ととらえ、その児童と保護者が雄大な富士山麓での自然体験を通じ、相互に新たな一面に気付く機会になることを目指し立ち上げられた活動です。自然の中で、子ども達自身が肌で感じ考え、行動に移すことで自分自身を肯定し、自宅や学校での生活がより快適に過ごせるようになることを願い活動を続けています。



奥多摩の森で過ごす 〜親と子のわくわくキャンプ2025

多忙な日々を送るひとり親家庭の親子が、奥多摩の水源林で、子どもと一緒に参加しながら、大人だけのゆっくりした時間も過ごせるキャンプとして実施し、今年で3年目になります。当日は9組19名の親子が参加しました。



■ストレス社会で頑張る大人のための自然による癒しの機会を提供

森で学ぶサスティナビリティin鳴子を開催しました

宮城県鳴子温泉にて、「森の入口から出口まで」を体験し、自然とともに生きる暮らしを体験する1泊2日のサスティナブルなツアーを実施。
森の体験を通して人間生活と自然のバランスを考えながら、自分の生活を見直すきっかけになるとともに、ストレス社会で頑張る大人が自然に癒しを得る機会としました。



JEEFでは引き続き、自然から学び、成長できる環境教育の取り組みを実施していきますので、応援よろしくお願いします!

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