スポーツを軸とした新しいライフスタイルを享受できる社会の実現

一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業

  • 2016-12-27

    『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』第3回、快晴の空の下で開催

12月8日(木)に目黒区立下目黒小学校にて、2016年度のスポーツレガシー事業の寄付金事業の一つ、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』の第3回目を実施しました。
この取り組みは、子どもたちのスポーツ基礎力を高めるとともに、マラソンをはじめとする陸上競技への関心が高まるようサポートすることを意図して、国際陸連が開発した世界共通こども運動プログラムを推進する日本キッズアスレティックス協会(一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン)の協力のもと実施しています。

下目黒小学校は、明治11年に創立された開校138年という長い歴史を誇る小学校です。校庭には天然芝が張り巡らされ、透き通るような空の青さに芝の緑が生えた素晴らしい環境です。授業の前にはリレーや陸上の朝練習も行われるなど、スポーツ振興にも力を入れています。

太陽に照らされ、冬空ながらも暖かな陽射しを浴び、今回、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』に参加してくれたのは、5年生、6年生の99名。「おはようございます」「よろしくお願いします」という元気な挨拶からスタートしました。

講師としてご指導いただいたのは、陸上競技でオリンピックや世界陸上に出場経験のある4名の先生です。
※敬称略
・大島 めぐみ(シドニーオリンピック5000m、アテネオリンピック10000m出場)
・伊藤 友広(アテネオリンピック4×400mリレー出場 4位入賞)
・大森 盛一(バルセロナ、アトランタオリンピック4×400mリレー出場 5位入賞)
・君野 貴弘(走高跳元日本記録保持者、セビリア世界陸上出場)

その他、企画運営や進行については以下2名の先生方にご担当いただきました。
・小林 敬和(中央学院大学法学部スポーツシステムコース教授)
・井筒 紫乃(日本女子体育大学教授)

元気よく校庭に集まった5、6年生の児童たち。体育授業の一環として、まずは若林研司校長先生のお話を聞き、続く君野先生によるウォーミングアップの後、大島先生と校庭ランニングを行いました。

 

授業冒頭の自己紹介で「めぐみ先生と呼んで下さい」と柔らかな姿勢で接する大島先生と「先生を追い越さないようにペースを守って走ってみよう」と3周をランニング。緑の芝生の上を気持ちよさそうに走っていました。

その後は3グループに分かれて、以下の3種目を各15分間ずつローテーションで全て体験してもらいました。

1)伊藤 友広先生 「ラダースプリント”走”」=はしご状のスペースを正しい動作ですばやくクリアーします。
等間隔にラダーが置かれたコースを2チームに分かれ、1本目は「自由に走ってみよう」と練習します。それぞれが個性のあるフォームで走る中、全員が走り終わると伊藤先生から3つのアドバイスが送られます。
「ももを高く上げて大きく動くこと」「前後に腕を素早く大きく振ること」「リズムよく足を運ぶこと」
先生のアドバイスを受けて、再び練習に取り組み、最後はリレー形式で対戦。競争を楽しみながらも「さっきより速くなった」と多くの児童が嬉しそうな笑顔を見せていました。

  

2)君野 貴弘先生 「トリプルジャンプ”跳”」=全身のバネを使って連続のジャンプをします。
リングを使って、腕の振りを大きく、前後左右にジャンプ。初めは苦戦した児童もあっという間にコツをつかみ、君野先生と競争しながら楽しそうにジャンプします。さらにリングの上に足を置き、180°回転したり、フィギュアスケートのジャンプさながらに360°回転するなど、普段は経験することのないジャンプに盛り上がります。
さまざまなジャンプにチャレンジした後は、2チームに分かれて立ち幅跳びを計測。君野先生からの「大きく腕を振って、両足を使ってジャンプしよう」とアドバイスを受け、練習を行った後は、2チームに分かれて、飛距離の合計で競争。皆が大きく腕を振り、大ジャンプを連発し、用意された20mのメジャーを遥かに上回りました。

 

3)大森 盛一先生 「ジャベリックスロー”投”」=羽が付いて音が出る特殊なボールを投げます。
正しい持ち方や投げの構え・パワーポジションが大切です。大森先生からまずは「顔の横でボールを持って、そのまま後ろに引く」と持ち方を教わった児童は、続いて投げる時に大切な「重心移動」を練習します。大森先生と一緒に左、右、左、右と重心を移動させ、横向きになって投げる方向へ向け、後ろ、前、後ろ、前と重心移動のコツをつかんだ後は、力いっぱい投げました。さらに大森先生から「頭の上を通って、顔の前で離すと高い位置からよく飛んでいく」とアドバイスを受けた後は、力いっぱい投げ、校庭の端まで飛ばす児童も多くいました。
二度練習を行い、最後は2チームの対戦形式で2、3、4、5と得点がかかれた幕へ1人ずつ投げ、その得点を計算。投げる動作と算数を合わせたゲームはとても盛り上がり、勝ったチームからは歓声が起こりました。

 

最後に、大島先生から児童の皆さんにメッセージが送られました。
5000mと長距離を専門にする大島先生からは、「好きなことで一番になるためには何をしたらいいかを一生懸命考えて実践した」という小学生の頃のエピソードが語られました。大好きな走ることでも、時には苦しいことがあるけれど、苦しい時に送られる声援がどれだけ励みになるか、大島先生が「頑張れ、もう少しだよ、という声がランナーにとって大きなパワーになる」と話すと、児童からも「オリンピックに出た時はどんな気持ちでしたか?」と質問が寄せられます。大島先生は「1回目のオリンピックは緊張してちからが出せなかったけれど、2回目は余裕を持って走ることができた」と笑顔で答え、児童に向け「今日体験した3種目のポイントはとても重要・大切なこと。忘れず練習して下さい」とメッセージが送られました。

 

最後まで一生懸命話を聞いて、アドバイスを受けた通り、楽しそうに動いてくれた児童に、井筒先生からは「走る、投げる、跳ぶ、というのはどんな運動にも基本となる大事な要素。スポーツも勉強も基本を大切に頑張って下さい」とメッセージが送られ、リングバトンのプレゼントがありました。

 

ぜひ、子どもたちとのレガシーを残すべく、スポーツレガシー事業を応援してください!

  

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