スポーツを軸とした新しいライフスタイルを享受できる社会の実現

一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業

  • 2016-12-12

    千代田小学校にて『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』を開催

11月29日(火)に千代田区立千代田小学校にて、2016年度のスポーツレガシー事業の寄付金事業の一つ、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』の第2回目を実施しました。
この取り組みは、子どもたちのスポーツ基礎力を高めるとともに、マラソンをはじめとする陸上競技への関心が高まるようサポートすることを意図して、国際陸連が開発した世界共通こども運動プログラムを推進する日本キッズアスレティックス協会(一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン)の協力のもと実施しています。

 

千代田小学校は、2017年から新たに東京マラソンのコースとして加わる付近に位置し、平成5年に創立された小学校です。
冷たい風が吹く中ではありましたが、今回、『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』に参加してくれたのは、3年生、4年生。
「おはようございます」「よろしくお願いします」という元気な挨拶からスタートしました。続いて、東京マラソン財団の櫻井孝次理事長よりメッセージを贈りました。

一方の講師として指導いただいたのは、陸上競技でオリンピックや世界陸上に出場経験のある3名の先生です。
※敬称略
 ・市川 良子(アトランタオリンピック、シドニーオリンピック5000m出場)
 ・大森 盛一(バルセロナ、アトランタオリンピック4×400mリレー出場 5位入賞)
 ・君野 貴弘(走高跳元日本記録保持者、セビリア世界陸上出場)
その他、企画運営や進行については以下2名の先生方にご担当いただきました。
 ・小林 敬和(中央学院大学法学部スポーツシステムコース教授)
 ・沼澤 秀雄(立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科教授)

体操着姿で、始めは寒さに震えていた児童たち。体育授業の一環として、まずは浅岡寿郎校長先生のお話、そして沼澤先生によるウォーミングアップの後、市川先生と校庭ランニングを行いました。
「東京マラソンで実際に選手がどれぐらいの速さで走っているかを体感してみよう」という市川先生のもと、1周目はゆっくり、2周目はややペースを上げ、3周目は「先生を抜かせる子は抜かしてもいいよ!」という合図で、市川先生も一気に加速。先生に追いつき、追い越そうと一生懸命走った児童の体も温まり、表情も和らぎました。

 

その後は3グループに分かれて、以下の3種目を各15分間ずつローテーションで全て体験してもらいました。

1)大森 盛一先生 「ラダースプリント”走”」=はしご状のスペースを正しい動作ですばやくクリアーします。
2チームそれぞれ、1本目は「自由に走ってみよう」とそれぞれのタイムを計測。勝手がつかめず、苦戦する姿もありましたが、全員が走り終わると大森先生から3つのアドバイスが送られます。
「小さく動かず、大きく速く足を動かすこと」「前後に腕を素早く振ること」「下を向かずに、なるべく前を見て走ること」
先生のアドバイスを受けて、再びリレー形式でタイムを計測すると、10秒以上タイムが短縮したチームもあり、リレー競走はとても盛り上がりました。

  

2)君野 貴弘先生 「トリプルジャンプ”跳”」=全身のバネを使って連続のジャンプをします。
最初はリングを使って、腕の振りを大きく、前後左右にジャンプ。初めは苦戦した児童もあっという間にコツをつかみ、一回転ジャンプやミニハードルを軽やかに連続して飛び越えます。
さまざまなジャンプにチャレンジした後、最後は2チームに分かれて立ち幅跳びを計測。君野先生からの「しっかり腕を振って両足でジャンプしよう」とアドバイスを受け、皆が大きく腕を振り、大きなジャンプを見せました。

 
 

3)沼澤 秀雄先生 「ジャベリックスロー”投”」=羽が付いて音が出る特殊なボールを投げます。
正しい持ち方や投げの構え・パワーポジションが大切です。沼澤先生から「顔の横でボールを持って、そのまま後ろに引く」「利き手と反対の手で投げたい方向を指差し、体重を後ろから前に投げる」と説明を受けた児童は、得点幕をめがけて力いっぱい投げました。
二度練習を行い、最後は2チームの対戦形式で2、3、4、5と得点がかかれた幕へ1人ずつ投げ、その得点を計算。投げる動作と算数を合わせたゲームはとても盛り上がり、勝ったチームからは歓声が起こりました。

  

最後に、市川先生から児童の皆さんにメッセージが送られました。
5000mと長距離を専門にする市川先生からはランナーが走りながらどんなことを考えているのか、レース終盤の苦しい時に送られる声援がどれだけ励みになるかが語られ、市川先生からの「実際にどんな言葉をかければ力になるか」という問いかけに対し、児童も「あと少しだから頑張れ!と言う」「名前を呼んであげる」など答えが飛び交いました。
優しい口調で話す市川先生に対し、児童からは「お腹がすいたら何を食べながら走るの?」「バテない走り方はどんな走り方?」といった質問も寄せられ、その1つ1つに市川先生も丁寧に答えました。

寒い中でも一生懸命話を聞いて、アドバイスを受けた通り、楽しそうに動いてくれた児童に、小林先生からは「ファインプレーの練習はありません。基本練習をコツコツやることが、咄嗟の時にファインプレーを生み出すので、スポーツも勉強も基本を大切に学んで下さい」とメッセージが送られ、リングバトンのプレゼントがありました。

  

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