スポーツを軸とした新しいライフスタイルを享受できる社会の実現

一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業

  • 2016-02-04

    障害者スポーツ競技団体を応援しています。~電動車椅子サッカー大会の観戦・東京都障害者総合スポーツセンターの見学会~

スポーツレガシー事業の支援先のひとつである、公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会様からのレポートを紹介します。


平成27年度、東京都障害者スポーツ協会(以下「当協会」という。)では、一般財団法人東京マラソン財団から「スポーツレガシー事業」による寄付金を受けて、障害者スポーツ競技団体に対する助成金事業などを行っております。
そこで、寄付によるご支援をいただいた方を対象に、寄付先である当協会の取組みを知っていただけるよう、関連する事業等にご招待し、障害者スポーツへの理解を深めていただく機会を設けました。

この一環として開催したものが、平成28年1月9日(土)、東京都障害者総合スポーツセンターで行った「電動車椅子サッカー大会の観戦及び東京都障害者総合スポーツセンターの見学会」です。電動車椅子サッカー大会は、スポーツレガシー事業の寄付金を受けた事業のひとつで、また、東京都障害者総合スポーツセンターは、当協会が東京都から指定管理を受けて運営している障害者専用のスポーツ施設です。

電動車椅子サッカー大会の試合観戦に当たっては、まず東京都電動車椅子サッカー協会の方から、競技概要、ルール、見どころ、競技者の声などを映像等を用いて説明していただきました。電動車椅子サッカーは、自立した歩行ができない障害を持った選手が多く、その名のとおり電動車椅子に乗って競技を行います。
説明の中で、東京都電動車椅子サッカー協会の山上会長からは、「電動車車椅子に乗って操作ができれば、街に出かけ、風を切って走ることができる。電動車椅子サッカーと出会って、自分自身を表現していく場を得ることができ、生きがいとなることもある。」とお話しをいただきました。

その後、体育館で行われた試合観戦では、参加者から「惜しい!」「行け!」などの声も上がり、場内で実況を行うアナウンサーによる盛り上げも手伝って、緊迫した試合ではありながらも楽しく観戦することができました。そして、試合終了後の会場内は、大きな拍手に包まれ、参加者と選手が意見交換を行う様子も見られました。

また、東京都障害者総合スポーツセンターの見学会では、当協会の職員が運動場、プール、卓球室、庭球場、体育館などの施設を紹介しました。障害者専用のスポーツ施設を初めて見る参加者が多く、障害者が安全で使いやすいよう配慮されたプールの様子や、視覚障害者が行うサウンド・テーブルテニスという競技専用の卓球台など、みなさん興味深く見学をされていました。


なお、終了後のアンケートでは、以下のような感想をいただきました。
■今回の事業を通じて、障害者スポーツに関する印象・新たな発見
 ・健常者、障害者の分けなく、生活の中でスポーツを楽しめる環境を作らなければならない。
 ・もっと家族や友人と観戦する機会を増やしたい。いろいろな障害者スポーツに関わってみたい。
 ・スポーツという意味では、障害者スポーツも健常者スポーツも同じ迫力があり、面白かった。今後色々な障害者スポーツを見てみたい。

■今後、障害者スポーツに関して取り組んでみたいこと
 ・多くの取組みを見学し、自身で出来る事を見つけていきたい。


今回は、じっくりご紹介する観点から少人数での開催としましたが、障害者スポーツに携わったことがない参加者に、少しでも障害者スポーツの魅力を感じていただけたように思います。また、今後も当協会では、より多くの方々に障害者スポーツの素晴らしさを伝えられるよう努力して参ります。