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スポーツレガシー事業-1

  • 2018-01-23

    『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』第5回、墨田区立外手小学校で開催

スポーツレガシー事業アンバサダーの中村優です。
2017年度最後のキッズアスレティックス×東京マラソンスタイルは、11月30日に墨田区立外手小学校にて開催されました。
外手小学校は、今年で創立102周年。校庭からはスカイツリーがこんなに大きく見えます。

 

この小屋で飼っているのは3羽のうさぎ。
休み時間に子どもたちで餌やりをしているのを見て、なんだか自分の小学校時代を思い出して懐かしい気持ちになり、つい声をかけてしまいました。

 

外手小学校は墨田区で敷地が1番小さいため、日頃から運動量をしっかりと確保できるよう考えている、と校長先生がおっしゃっていました。12月15日には校内行事として、隅田川の土手を1200~1800m(学年により距離が違う)走る持久走大会があり、そのために2時間目と3時間目の間に、全学年の子どもたちで走り込みをする時間を設けているそうです。
他にも、野球選手の中村紀洋さんが子どもたちに投球を教えに来てくださったことがあり、東京都の体力テストでは、持久走と投げる項目で成績がアップしたそうです!
その代わりに、瞬発力の成績が下がってしまったようで、今回の「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」を体験することで、瞬発力を向上させるきっかけになれば!と校長先生も意気込んでおられました。

  

今回「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」に参加してくれたのは、4年生64名。雨が降り出しそうな寒空の中、半袖の子どももいて元気いっぱいです。

今回のコーチは、左から
・森健一さん(国際陸連認定講師、武蔵大学准教授)
・大島めぐみさん(シドニー五輪5000m代表、アテネ五輪10000m代表)
・ハニカット陽子さん(シドニー五輪女子走高跳11位)
・堀籠佳宏さん(世界陸上競技選手権代表、北京五輪リレー代表)
・大森盛一さん(バルセロナ五輪リレー代表、アトランタ五輪400m代表)

まずは森コーチから「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」の説明とコーチの皆さんの紹介をされました。
つづいて大島コーチによる準備体操→体を大きく使ったからだジャンケン→グラウンドを2周ランニング。

  

どこの学校の子どもたちも同じで、走り出すと途端ににぎやかになるのは、心と体の緊張がほぐれた証拠でしょうか。

ここからは、キッズアスレティックスの運動プログラム「走・跳・投」を、それぞれのチームに分かれて体験します。

走:堀籠コーチ
「走る上で大切なのは姿勢。速く動こうとすると姿勢が悪くなるから気を付けて!」と最初に大事なポイントを伝える堀籠コーチ。その場でゆっくり足踏み→速くしていくと動きが小さくなったり背中が丸くなる子どもたちが多いので、「動きは大きく!手はぐっと握ると全身に力が入って背中が丸くなるから、軽く生卵を握るように!」と堀籠コーチからアドバイス。
ポイントを意識してリレーの練習をしてから、その後チーム対抗でリレー対決をしました。

 

 

跳:ハニカットコーチ
直線を境に前後にジャンプ。「前に飛ぶのは簡単。後ろに飛ぶときは足の親指、母趾球(ぼしきゅう)をしっかり使って!」とハニカットコーチ。マラソンやってる人は少なからず聞いたことありますよね?母趾球とは、足の裏の親指の付け根部分のふくらみのことです。素速く前後に飛んで15秒で何回跳べたかを競います。跳んだ回数をめぐって言い合いをする子どもたちに「喧嘩するなら帰っていいよ。」とハニカットコーチの厳しい一言が飛びました。「ルールを守ることが大事。返事だけでなく態度で示そう!」それがスポーツマンシップというものですね。今回の体験で子どもたちが学ぶことは、上手に動くことだけではないはず!

 

 

投:大森コーチ
羽付きの小さなラグビーボールのような、ヴォーテックスというボールを使用します。
まずは利き手側を後ろにした半身になって体重移動の練習からスタート。遠くに投げたい場合は?「勢い付ける!」と子どもたちの回答があったので、サイドステップを1回入れてから投げる練習も。「しっかりとなげる方向を見て!」と大森コーチ。
何度か投げる練習をしたあとは、的当て対決!1~5の数字が書かれた的にヴォーテックスを当てて、チーム対抗で合計得点を競いました。遠くに投げるのではなくコントロールが大事なので、女の子も男の子に負けず5点取れるよう頑張っていました。

 

 

「走・跳・投」のプログラムを終え、雨の心配があったので体育館に移動。
大島コーチと「走・跳・投」それぞれの運動の大事なポイントをおさらいしました。
その後、東京マラソンについて大島コーチからお話しがありました。「フルマラソンが何キロか知ってますか?」という問いにはすぐに正解が出ました。小学校3~4年生では珍しいと、大島コーチも驚いていました。
最後に参加証を配っておしまいです!

  

東京マラソンでは、外手小学校のすぐ近くも走ります。
蔵前橋通りから清澄通りに入ったところが外手小学校から一番近い東京マラソンのコースで、ランナー目線でいうと17㎞地点と、その反対車線側に24㎞地点のあたりです。
親御さんが走ると言っていた子もいるので、応援に来てくれる子もいるかな?!

2017年度の「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」では
・江東区立深川小学校
・台東区立金竜小学校
・中央区立泰明小学校
・千代田区立九段小学校
・墨田区立外手小学校
の5校にて実施されました。
「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」を経験したことで、スポーツに対する意識や取り組み方がよりいい方向へ向いてくれるのではないかな、と近くで見ていて感じました。
外手小学校で言うと、次の体力テストで瞬発力がアップするといいですね。東京マラソンの応援もお待ちしています!!(笑)

中村優

主催:一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン
(ホームページ:https://www.kidsathletics-japan.org/

  

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